ターコイズ（トルコ石）～空の力を象徴するパワーストーン

 
ターコイズ（トルコ石）は鮮やかなスカイブルーが美しい天然石です。

ターコイズはその名からトルコで採れると思われがちですが、その本場はイラン(ペルシャ)。かつてこの天然石がペルシャやエジプトのシナイ半島で産出され。トルコ経由でヨーロッパに運ばれたことに由来しています。

色鮮やかなスカイブルーが特徴のターコイズ

ターコイズは、古くから宝石として採掘された鉱物で、人類とのかかわりが最も古い天然石の一つです。古代エジプトの王墓や、インカ帝国の財宝のなかから、ターコイズの装飾品が数多く発掘されています。

古くから自然崇拝の天然石として使われてきましたが、今のように、情報の多くない時代から、遠い距離を隔てた地域でターコイズと赤い天然石(ルビーやコーラル)などの組み合わせが、空と血の象徴として同時発生的に国や部族の権力者によって身につけられていたという記述が残っていることです。

ターコイズの特徴はなんといえどもその鮮やかなスカイブルーですが、天然で深みのある青色そのものが少ないため、人工的に着色したものや、模造石などが、多く流通しているので、購入時には注意が必要です。

ターコイズに対応するチャクラ

ターコイズは第5チャクラ（喉のチャクラ）に対応しており、コミュニケ―ションや感情表現をつかさどる場所ともいわれています。

色彩学的には、自己の独立心を促進したり、実践力を刺激する作用があるようです。

ターコイズの持つ意味

古くから各国で、神聖な石としてその効果が語られているターコイズですが、特にネイティブアメリカンの間では、神聖さ・静粛を与え、深い意識へと導き、自己を知るためのヘルプストーンとされていました。
天然石のエネルギーは、危険なエネルギーから持ち主を守り、勇気と幸福をもたらす天然石として大切にされてきたと伝わっています。

また、古くは、大切な人が旅立つ時に、「離れてしまっても同じ空の下で繋がっている。この石を見て思い出してほしい。」という思いを込めて送ったという伝承も残されています。その意味から、現在でも旅行のお守りとして、人生の旅を守護する天然石として親しまれています。

高いエネルギーを持つヒーリングストーン

そのことからターコイズは自分で購入するよりも、人からもらったほうが、幸運のエネルギーが強いといわれています。
非常に明るいエネルギーを持ち、ヒーリングストーンとしても高い能力を発揮する天然石としてです。

空の力を象徴する天然石であり、宇宙的な意識や情報を受け取るために使われてきた非常にシャーマティックな天然石です。
インスピレーションの高まりにより、正しい判断に近づけ、自己実現を果たす助けや危険から身を守るお守りとしても有益な天然石です。

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