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日本古来の天然石お守り「勾玉」にはどんな意味が?

女性を中心に、高い人気のあるパワーストーンですが、日本で古くから愛されるパワーストーンの一つに勾玉があります。

 

勾玉

 

勾玉は、皇室に伝わる三種の神器の一つ「八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)」としても有名である通り、昔から位の高い人々に愛された神秘の玉とされてきました。
そんな神秘的な魅力を持つ勾玉の歴史を、少しひも解いてみましょう。

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勾玉の歴史とは?

勾玉とは、日本及び韓国地域の遺跡の中で発掘されている装身具の一つです。
古くは縄文時代の遺跡から発見されており、その独特な形は胎児の形を示すとも、牙の形からきたものとも言われており、そのルーツはいまだ謎に包まれています。

 

縄文時代のものはまだ形が単純で、大きさも比較的小さめですが、その後弥生時代を経て古墳時代になると、特に権力者の間で勾玉が重宝されるようになります。
弥生時代末期の遺跡からは、なんと長さ7.4メートルもの巨大な翡翠の勾玉が発見されるなど、勾玉は権力の象徴として多くの権力者に愛される玉となっていったのです。

 

 

江戸時代にも愛されたパワーストーン

このように、勾玉と言えば遺跡時代というイメージがありますが、実は一部の日本人の間では、その後もひそかに好まれ続けていました。
皆さんはシーボルトという人物をご存知ですか?1800年代初期、主に長崎を中心に大きな活躍をしたオランダの医師で、歴史の教科書などにも登場する有名な人物です。
彼の著書「日本」には「教養ある日本人が好んで思いをはせるもの」として、勾玉の存在が明かされています。
彼が目にした「教養ある日本人」が、どのような思いを持って勾玉を所持していたのかはわかりませんが、時代が変わっても人々に愛され続けている特別な玉であることは間違いありません。

 

 

勾玉の持つ力とは?

そんな勾玉には、古来より魔よけや幸運を呼び込む力があるとされてきました。
また、勾玉にある穴(孔)には、自分を生かしてくれている祖先とのつながりという意味もあるため、霊力の恵みを受けられるという力も持っています。
男女間でもその効果に違いがあり、女性が身に着けると美しさや子宝を、男性が身に着けると力強さを高めてくれるといわれています。

 

勾玉には「この石で作らなければならない」という決まりはありません。
今ではパワーストーン人気もあり、多くの種類の石で造られた勾玉が登場しています。
あなたが込めたい力を持つパワーストーンを見つけて身に着けるのがよいでしょう。

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カテゴリ: パワーストーン

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