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パワースポットにまつわる物語「日光東照宮・二荒山神社」

徳川家康を奉り、日光霊山の麓にある男体山から男性的なエネルギーを、女峰山から女性的なエネルギーが流れ陰陽のバランスのとれたパワースポットとして世界遺産に指定されている日光東照宮。

 

日光東照宮

 

日光を、東日本の精神的活動の場としていたのは、家康より前の時代からでした。
家康は、江戸を守るための風水として、その東に位置する場所を日光にしたのです。
そこに自分の墓を作ることで、子孫繁栄を願ったのだといわれています。

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日光東照宮といえば眠り猫・鳴き龍・三猿

日光東照宮といえば、眠り猫・鳴き龍・「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿が有名ですが、東照宮内の建物や建造物などは家康が風水や陰陽道などに精通し作ったとされ、気学においてもパワーが最大限活かされるように奉られているそうです。
その日光には、伊勢神宮に次いで二番目の敷地面積を誇るとされる二荒山神社、東照宮内の静かな聖域、滝尾神社など、パワーあふれる場所が点在しています。

ここは、観光客の多さで紅葉の時期などは渋滞することでも有名ですが、地元の人に最もパワーある場所の一つとして愛されている場所があります。

それは、東照宮横の、二荒山神社に抜ける杉並木です。

 

 

東照宮に行ったら杉並木にも注目して

東照宮は一度足を踏み入れれば、その豪華絢爛な彫刻、今なお当時の色合いを感じる風情ある色彩の壁、優美な建物など誰が見ても圧巻されるので、外国の観光客にも特に人気があります。

その豪華な風情でにぎわう場所から一歩横に踏み出した場所にあるのが、二荒山神社へ通じる杉並木です。

パワーストリートと呼ばれ、東照宮と二荒山神社の二つの気が通る強力な場所として、人気があるのです。

東照宮への料金所で混雑する雑踏を抜け、並木道に入ったとたんに神聖な空気が流れ込んできます。
夏でもひんやり冷たいその場所は、馬車が通る道でもあります。

樹齢400年以上する杉の間を通っていくと、心が次第に落ち着いてくる感じがし、誰かといても言葉数が少なくなってきます。
パワースポットといって、よくパワーがわからない、という人でも、この杉並木を通るときの神聖な気持ちは別格なものを感じるのではないでしょうか。

 

 

神域を意識して散策してみては?

通りすぎてから、二荒山神社を通りその奥の神苑へと入ると、そのパワーをさらに強く感じる神域になります。

観光客や雑踏から解放され、神聖な一部分に触れるような厳かな時間が待っています。

子宝に恵まれるとされる御神体の横にある、杉の大木にはさらに大きなパワーを感じさせられます。
暖かく、包み込んでくれるような優しく慈愛に満ちたエネルギーは、訪れたものの心を開放してくれるようです。
涙がとまらなくなるような聖域の雰囲気の中で、参拝する人は、現世での自分が清められ、神に触れているような気持ちにさせられることでしょう。

 

大己貴命・田心姫命・味耜高彦根命と親子三神を祭った二荒山神社に流れる日光の水は、強力なパワーがあるとされ地元の人にも愛飲されています。
若返りの水、お酒の水、知恵を授かる水と三本が流れていて、飲用することができ、さらにはペットボトルで汲んでいくことができます。

 

古くから修験道として栄えた日光霊山の麓、その日光に地を構えた家康の奥深き思慮の一糸に触れて、あなたが今世で綾なす金色の縁の糸は、力の沸いてくることでしょう。

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