不思議なチカラ最新情報
日本ではあまり知られていませんが、古代の中国では四神とは別に東西南北の4つの方位に中央を加えた5つの方位を司る神鳥を表す、「五方神鳥」という考え方があります。つまり四神では南の方位を司る「朱雀(すざく)」だけが神の鳥でしたが、五方神鳥ではす …
四神のうち南の方位を司る「朱雀(すざく)」は、同じく中国大陸で古代から霊鳥・神鳥とされる「鳳凰(ほうおう)」と同一視されます。また、インド神話に登場する「ガルーダ」あるいは古代エジプト神話からギリシャ、ローマへと伝わって行った「フェニックス …
おそらく日本で最も古いと思われる、奈良県明日香村の「高松塚古墳」と「キトラ古墳」で発見された極彩色の四神の壁画。しかし高松塚古墳では、その4体の神獣のなかで「朱雀(すざく)」だけは失われていました。そしてキトラ古墳が発見され、古代日本で描か …
日本で風水ブームが起こり始めた1990年代よりも20年ほど前の1972年3月、奈良県明日香村の「高松塚古墳」を発掘調査していた奈良県立橿原考古学研究所の発掘チームが、古墳の石室のなかに極彩色に彩られた壁画を発見しました。 当時は考古学上の大 …
いまはだいぶ落ち着いてきたようですが、1990年代頃より日本で「風水ブーム」が起こりました。風水というのは、主に土地の相(地相)と「気」の流れの「陰」と「陽」を判断して、その土地に住む人に降りかかるかも知れない災厄を防ぎ、幸運を導こうという …
8世紀になって、アラビア半島はアッバース朝というイスラム社会にあらわれたアブー・ムーサー・ジャービル・イブン・ハイヤーンは、古代ギリシャにおけるアリストテレスやソクラテスといった賢者と同様に、哲学だけではなく、化学や薬学、冶金 …
アレキサンドリアの錬金術は、キリスト教ネストリウス派の東方遠征とともに、5世紀頃にはアラビア半島に伝えられました。その後錬金術は、アラビアの錬金術として、それまでとは異なる独自の発展を遂げていくのですが、この変化は、当時アラビ …