香りで風水シリーズ5 アロマオイルの香りと効果
それぞれの効果に応じたアロマを使うことでお願い事を叶える力をアップさせます。アロマを上手に利用して気持ちを落ち着かせたり元気づけたりして風水の力をよりアップさせましょう。
アロマにはそれぞれ注意事項がございます。匂いが合わないと感じる時や妊娠時は使用はなさらないで下さい。
また小さいお子様がいらっしゃるときは注意して利用なさってください。
元気が出る香り かんきつ類
まず気持ちを元気づけ誰にでも親しみやすい香りとしてかんきつ類の香りがございます。
ただしかんきつ類は1つどうしても注意していただきたいことがございます。
それは「光毒性」という性質をもつことです。肌にかかり光にあたると黒くなるという性質がございますので、肌に使用される場合は注意して利用してください。
それではかんきつ類で一般的に広く使われているアロマをご紹介しましょう。またかんきつ類のアロマは他のアロマとの相性も良くブレンドするのにも適しています。
スイート・オレンジ
こちらのアロマはかんきつ類の中でも広く一般的に使用されているアロマです。オレンジの香りが心身ともに元気づけ不定愁訴を緩和してくれる働きを持ちます。
こちらの香りはさわやかな太陽や焚火のような暖かいイメージの香りです。
またオレンジスイートは他のアロマをブレンドがするのにも適したアロマです。
食欲を調整する香り グレープフルーツ
こちらのアロマはほのかな苦みがありながらすっきりとした香りがあります。こちらのアロマも比較的一般的によく使用されているアロマです。
特に消化機能を高めたり食欲を調整する働きがございます。また血行を促進する効果をもちます。肌に使う際は刺激が強いアロマになるので注意が必要です。
初心者さんに最適 レモン
こちらの香りはとてもフレッシュです。
気分の変調にも上手く対応したり、頭脳の働きを高める性質を持ちます。
また消毒作用や免疫作用もあるため感染症の予防や室内を浄化するにはお勧めのオイルです。初心者の方でも使い易くまた他のオイルとブレンドするのにも適しています。
アールグレイの香りのもと ベルガモット
こちらのアロマは少し上級者用となりますが、スイート・オレンジの香りを少しまろやかにした感じになります。
スイート・オレンジがはっきりした香りなのに対してこちらは柔らかい香りがします。こちらのアロマには鎮静作用と抗うつ作用があり気分が憂鬱な時には気分を明るくし不安な気持ちなどを緩和します。
また殺菌作用もありますので感染症などの予防にも有効です。
こちらも他のアロマとブレンドするのにも適しています。
ウッド類
次はウッド系のアロマを紹介します。
ウッド系のアロマはさわやかな香りで頭の働きをクリアにする働きがあります。また呼吸器系の病気などの予防や花粉症などにも有効な働きをします。
こちらはガムなどでも使われているものもあります。特に頭がすっきりしない時はこちらの香りをりようしてみてはいかがでしょうか?
それではお勧めのアロマをいくつかご紹介させていただきます。
実はウッド系に分類される ペパーミント
ウッド系では外せないのはこちらの香りになります。
こちらのミントは最もポピュラーでガムなどにも使用されています。アロマとしては清涼感のある香りでリフレッシュ効果があり、頭の働きをクリアにする作用があります。
また鼻やのどが弱い人にも有効で鼻づまりやのどの痛み、花粉症にも効果があります。消化器系の調子を良くする働きもあり胃腸の調子が良くない方にも有効です。ただしこちらは刺激が強いアロマになりますので妊娠している方の使用は控えて下さい。
浄化・殺菌作用が強い ユーカリ
こちらはコアラが食べる葉っぱとして有名ですが、アロマでも初心者の方が使用するのにはお勧めのアロマとなります。
爽やかですっきりとした香りはペパーミントど同様に頭の働きをクリアにする効果があります。また殺菌作用や抗ウイルス作用にすぐれているので鼻やのどの痛みにも有効です。
よく利用されている風邪やのどの痛みの時に塗る薬にもよく利用されています。筋肉痛や打撲、水虫、やけど、虫さされの外用薬のさいにも使用されています。
こちらは刺激が強いアロマになりますので使用量を少なくしてください。また高血圧の方やてんかんの症状がある方は使用しない方がいいです。
加温効果でストレス解消 マジョラム
こちらは少し上級者用のアロマとなりますが個人的にお勧めなアロマの1つです。
温かい感じをもたらしてくれるアロマで加温効果があります。気持ちに働きかける効果がありますので、不安やストレスなどを解消する手助けをしてくれます。また血液の流れを良くしてくれる効果もあります。
私は個人的にこちらのアロマを他のオイルとブレンドして使用するのがお勧めです。特に女性は生理によって体調が変わりやすくなるのでその際に利用するのにいいアロマだと思っています。
ただ妊娠中の方のご利用は控えるようになさってください。
樹脂類
次は樹脂類を紹介していきます。
こちらは主に樹脂からできたアロマになりあまり聞きなれないものですが、アロマを習う際には外せないアロマになります。
こちらをさらっと説明させていただいて次に少しずれますが木材で風水にも絡む外せないアロマを紹介させていただきます。
瞑想に使われる フランキンセンス
フランキンセンスは瞑想や心身の浄化、医療、美容などでつかわれる大変高価なものでした。
キリストが生まれた時に東方の三博士がフランキンセンス、この後にご説明するミルラ、金を捧げたとされています。こちらは主に瞑想をする際に向いているので、ヨガ等をされていたり座禅を組んだり、少しゆっくり何も考えない時間を持ちたいときに使用されるといいでしょう。
気持ちに穏やかな変化をもたらすミルラ
こちらはフランキンセンスでも少し説明させていただきましたが、キリストが生まれた時に捧げられたものの1つです。主に気分の調整に働きかけます。また殺菌消毒作用もあります。
妊娠中の使用はなさらないで下さい。
日本でも馴染み深い落ち着く香り サンダルウッド
こちらは日本では白檀(ビャクダン)と呼ばれています。
日本では主に線香とかで使用されています。日本ではとてもなじみ深いものです。
こちらは鎮静作用があるため瞑想や浄化に利用されていました。また肌にもいいため化粧品やスキンケアとして古代では使用されていました。こちらは風水としては魔除けとしても高い効果を発揮します。アロマとして使用されるとお部屋の空気を浄化させ効果がありますので、風水でアロマを使用される際はぜひ1つおさえてほしいです。
また他のアロマとのブレンドして使用するのにも適しています。
お花類
最後はお花類になります。
こちらはアロマとしてはぜひ押さえていただきたいアロマになります。
ただしアロマとしてはかなり高価なものもあるので、実際には香りの効能を押さえていただき香りを楽しんでいただけたらという感じでの説明になります。
こちらはアロマウォーターとしても専門店で販売されていますのでもし良ければ代用としてそちらの購入もお勧めしています。
ではお花類では欠かせないアロマを紹介していきましょう。
官能的な香り イランイラン
マレー語で「花の中の花」という意味を持ちます。お花類のアロマでは初心者が利用するにも適していて比較的手ごろな値段で手に入れることが出来ます。
エギソチックで官能的な香りがします。匂いが強いので好き嫌いが分かれます。
イランイランは心を快活にし、おおらかな気持ちにする効果があります。また南国の花でインドネシアでは新婚旅行のベットに花を撒く習慣があるのですがその花がイランイランになります。
そのためセクシャルな面を活性化させる効果を持ちます。収斂作用もあるのでスキンケアにも有効です。
女性に愛される香り ローズ
こちらはお花類のアロマでは外せないアロマです。バラは美の象徴とも言われています。
また花としても魔術でよく使用されることが多いです。魔除け、美容、精神の安定、金運を上げる際にもよく魔術では使用されています。
オールマイティーに使用することができるので花だけではなくアロマとしても押さえておいてほしい一品です。
バラにはランクがあり、ランクの高いバラだと主にブルガリア産のダマスクローズでこちらは大変高価です。
基本的にダマスクローズ以外でもバラのアロマは非常に高額です。そのためなかなか手に入れにくいですが、バラの香りがするもので代用していただいても大丈夫です。
例えば化粧品で発売されているバラの香りがする製品や専門店ではローズウォーターも販売されていますのでそちらを上手に利用してバラと同じような効果を得て自己の向上を目指しましょう。
女性のための花 ネロリ
こちらのお花類のアロマはビターオレンジの花から抽出するオイルになります。
こちらのアロマもかなり高額な値段がします。こちらのアロマは心をリラックスさせ精神を安定させる作用があります。
女性ホルモンにも似た作用があるので更年期障害や月経前緊張症(PMS)にも有効です。
特にスキンケアとして利用するとお肌をきれいにするのに大変有効なアロマになります。
ただし高額なので専門店ではネロリウォーターが販売されていますので、そちらで代用されるといいでしょう。
ハーブティでも楽しめる カモミール
こちらのお花類のアロマは主に精神を安定させるアロマになります。特にお花類ではハーブティーとして広く一般に出回っています。
アロマとしてカモミールは2種類ありまして1つはカモミール・ローマンになります。こちらは主に不眠や精神的な苦痛を和らげる働きをします。
女性特有の不快な症状を緩和させる働きを持ちます。
ただし妊娠初期には利用されない方がいいでしょう。
2つ目はカモミール・ジャーマンといいます。こちらは青い色をしたアロマになります。主に筋肉の痛みを和らげたり、アレルギーを抑える働きをします。
カモミールもアロマだとかなり高額なものになりますので、ハーブティーやウォーターで代用されるといいでしょう。
花精油の王 ジャスミン
最後はジャスミンを紹介させていただきます。
こちらは中国で一般的には「ジャスミン茶」としてのまれていますが、アロマとなると高額なものになります。ジャスミンのアロマは「花精油の王」と呼ばれ高級な香水の原料となります。
かなり濃厚な香りがするので好き嫌いが分かれますが、精神を安定させる働きを持ちます。特にマタニティーブルーには有効だと言われています。
ただし強い香りなので使い過ぎに注意してください。また妊娠中には使用されない方がいいでしょう。
以上主によく利用される代表的なアロマを紹介させていただきました。
アロマとしてはかなり高額なものもありますが、高額なアロマは肌に付けないという条件であれば香りを楽しむということで本物でなくても大丈夫です。
何事もそうですが、ハマりすぎると人にあまり理解をしてもらえないので客観的になれる程度で楽しむことが必要です。うまくバランスを取ってアロマを上手に活用しましょう。
次はアロマ以外で有効な香をくべることについて説明していきます。