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天職を失わずに済んだ占い体験。万全の対策があと数日遅かったら…

不思議体験

 

職人の世界に憧れて飛び込んだ国宝級の文化財を修繕する仕事ですが、私の肌に合っているのようなので現在でも続けられています。
勤続年数は11年になりますが、新人のころには職人の世界から追い出されかねない可能性が高かったです。
私の仕事では命と同じぐらい大切な指が一時的に仕事に耐えられない状態になるかもしれないということであり、この事実は占い師から告げられました。

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新人の頃に占いに行ったときのこと

職人としての自身のあり方について悩んでいたときに、飲食街の片隅に店を構える占い師を訪ねたときのことでした。
占い師は物静かな人で、雑談の類を口にすることはありませんでした。

 
仕事第一という感じの人で、私のプロフィールを聞き出すといろいろな本を読み始めたり真っ白なメモ用紙にたくさんの数字を書き込み始めました。

 
私には何がなんだかさっぱり理解できませんでしたが、占い師の手さばきを見ているとだんだん終わりが近づいてきているような気がしていました。
私の予感は的中し、まもなく占い師の目線が私のものと重なりました。

 

 

それから指を守り続ける日々が始まりました

私の指に何かしらの危機が迫っていると言われたので、それは仕事中であるのかについて質問しました。
すると、仕事と離れた時間に起こる確率が高いと言われました。

 
指に何かあれば新人の立場の私は使いものにならないと判断されかねないので、何としても守りぬくことを決めました。
自宅で使う食器は紙製のものを使うようにし、浴室では床一面に滑り止めマットを敷きました。
それでも満足できなかった私は、切り傷のリスクを低減させる手袋をはめるように努めました。

 

 

想像もしていなかったトラブルを回避できることに!

これで指は完全にガードできると確信した数日後には、占い師に深く感謝するトラブルが発生しました。
もともと山に近い場所に住んでいる私は、しばしば害虫の被害に遭っていました。
主に刺されるという被害なのですが、そのときばかりは噛まれるというトラブルに見舞われました。

 
犯人はムカデで、私が寝ている間に布団に侵入してきて手首と肘の中間部分を噛んで毒液を注入したのです。
あまりの痛さに飛び起きた私の目の前には、手袋をはめた指の上でうごめくムカデの姿がありました。
叫びながらムカデを足で潰し、噛まれた部分の他に被害はありませんでした。

 
もしも手袋をはめていなければ指を噛まれていたかもしれないので、そうなった場合には腫れて仕事ができなくなっていたことが予測されます。
現在でも仕事を続けることができるのは、占い師がいたからだと考えられます。

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カテゴリ: 不思議な体験談

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