ありえないはずの健康占い結果。残念なことに当たってしまったのです

近所でも健康的な体を持っていることで有名な私でしたが、一度だけ体の不調が確認できたことがありました。
そのきっかけは占い師にあると言っても過言ではないので、今となっては大いに感謝しています。

健康に関する占いが得意という占い師

健康に関しての占いが得意という一風変わった占い師で、その人の仕事部屋には医学辞典が置いてあったのが印象的です。
しかし、医学辞典が開かれたことは一度もありませんでしたから、きっとインテリアとして置いていただけなのだろうと考えていました。
占い師が私の個人的なデータを参考にして占い始めましたが、かなり長い時間唸り声を出しており不思議な人だと思っていました。

 
ようやく占いの結果が出たと思いきや、占い師は一言だけ私に言い放ちました。
それは、呼吸器系の病気に気を付ける必要があるかもしれないということです。
どうして言い切りではなく推量で結果を述べるのだろうかと不思議に思いましたが、そもそも占いとはこんなものなのだろうと思い深く考えることはしないようにしました。

どう考えても呼吸器系に心配があるはずがない

占い師にお礼を支払ってからも気分が晴れることはなく、その原因を自問自答していると一つの答えが出てきました。
私は生まれてから大病したことがなく、現在進行形で健康的な生活を心がけているので呼吸器系の病気で苦しむことになる要素が見つからないということです。

 
にもかかわらず占い師は私の健康について心配していたので、日常生活の中で気がかりなことが一つだけ増えたような気がして心に靄がかかりつづけているような感覚に悩まされることになります。
このような生活を続けていても病気の兆候を自覚することができなかったので、少しだけ不安になって検査を受けてみることにしました。

医療機関での検査の結果に心の底から驚きました

いろいろな項目を検査してもらった結果、私の肺に穴が空いていることを医師から告げられました。
息苦しさがなかったのかなどと驚いた顔をしながら医師は聞いてきましたが、そのようなことは全くありませんでした。

 
いつもどおりの日常を送っていた自負があるので、まさか肺に穴が空いているなどとは夢にも思わなかったです。
しかしながら、現実問題として肺が正常な状況ではなかったので投薬治療が始まりました。

 
幸いにも小さな穴だったので大事には至りませんでしたが、万が一にも放置していれば大病につながっていたかもしれないと医師は言いました。
占いとはいえ、私の体の異常を敏感に察知してくれた占い師の能力は確かなものではないだろうかと思っています。

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