私と息子の元に現れたのは男性の霊?家族で体感してしまった心霊現象
私は子供の頃から頻繁に不思議な体験をします。
恐らく人より少しだけ霊感が強いのだと思います。
ピークだったのは幼少期から思春期まででしたが、大人になってからもしばしば不思議なことが起こります。
今回は大人になってからの不思議体験の一部を書こうと思います。
我が家は3人家族です
夫の実家はお寺ですが、彼自身霊感は全くなく霊的な体験をした事も見た事もないと言います。
夫との間に長男が1人いますが、その子もまた霊感がありよく息子と2人でいる時に不思議な事が起こります。
ある年始に家族旅行で某観光スポットへ行きました。
そこは観光名所でもあり、昔は自殺の名所でもあった場所でした。
その日はただただ雄大な自然の風景を堪能して本当に普通の家族旅行で終わりました。
男性の笑い声が
異変が起きたのは家に帰る途中の車です。
私は肩が突然痛くなり首が回らなくなりました。
寝違えたにしてはもう夕方だし、随分時間差で痛くなるものだなと思っていました。
あまり気にせず家に到着し夜になりました。
ふとトイレへ行った時の事。
トイレで「首が痛い…」とボヤいていると、「アハハハ!」とドアのすぐ横で男性の笑う声がします。
ドキッとしてすぐにトイレを出てリビングにいる主人に「今トイレに来た?」と聞きました。
「行くわけないじゃん」と主人が言うのでゾッとしました。
我が家のトイレはリビングから離れているので、主人の笑い声がトイレのすぐそばで聞こえる事はありません。
息子にも何かが見えたようです
何だったんだろうと思いながら、今度は息子を歯磨きさせる事にしました。
洗面台の鏡に向かいながら息子と歯を磨いていると、息子が鏡の中をチラチラ見ています。
と、思ったらバッと後ろを振り向き「何かいる!いる!ホラ見て!」と言いました。
もしや…と思い「どこ?」と聞くと、指をさしたのはトイレの扉でした。
洗面台はトイレのすぐそばなのです。
私はそこまで霊感がないので見えませんでしたが、「いないよ?」と言うと息子は「何で?いるよ!いるいる!いるでしょ!」と叫びました。
きっと私がトイレで聞いた声の主なのだと思います。
私にしがみついて怖がっていたので、悪い霊だったのでしょうか。
主人にその話をすると、「親子して変な事言うな!」と怯えました。
そして、恐らく自殺の名所兼観光名所で私が何かの霊を連れて来たのだろうと言う話になりました。
首が暫く痛かったので初詣の参りに行くついでに、お祓いもしてもらうことにしました。
あっという間に消えた肩の痛み
そして初詣の日、ちょっと名の知れたお寺へ行きました。
参拝をしてご祈祷をしてもらいました。
「これでお化けはどこかへ行ったかな?」と話していたらお寺から出るタイミングで肩の痛みが突然消えました。
ずっと痛かったので消えた瞬間「アレ?治った?」と声にしてしまうほど瞬時に消えました。
意外と素直な霊だったようです。
「もうお前をあんな所へは連れていかない!怖い!」と主人は言っていますが、こればかりは自分ではどうにもなりませんね。