原因不明の背中の痛み。治ったきっかけは飛んで行った人型の人形かも

あれは、私が子供の頃、中学1年生ぐらいのころだったともいます。
ママが突然、何の前触れもなく、ちょうど肩甲骨と肩甲骨の間の背中の部分に激痛が走ったように痛いといいだしたのです。
それで、病院にいっても結局原因が分からないままでした。

痛みは半年以上続きました

ママはそのときからずっと原因不明の背中の激痛に苦しむ日々を送っていました。
おじいちゃんに背中のその部分をもんでもらっているのをよく見ていました。
それから、半年ぐらいたってもままの背中の痛みは原因不明のままいっこうによくはなりませんでした。
或る時、私は夢の中でママの歯が突然抜けるという不思議な夢をみました。
後で本か何かにかいてあったのですが、歯が抜ける夢は人が死ぬ時にみる夢だということがかかれていました。
それを見た時はぞぉっとしました。
死んじゃうのかーと思いました。

何かに操られるかのように始めた人形作り

私はふと何を思ったのか、自分の机にむかって座って、おもむろに白い画用紙かないか白い紙を人型に切り抜き始めました、そして、切り抜いた後、その人型のちょうどママが痛がっている背中の部分をボールペンでグイグイと塗りつぶしました。
まるで、そこに何か悪い者がとりついていて、それをやっつけるようにエイエイと言った感じで黒く塗りつぶしました。
そして、何を思ったのか、その人型を当時住んでいたマンションの8階の非常階段から外得向かってエイッと投げ捨てたのでした。
その人型は風邪に載ってどこかにいってしまったようでした。

 
しかし、そこで私はもしかしたら、下の階の階段科かどこかにひっかかってしまい、ちゃんと飛んで行ってないのではないかと、しきりに不安に思っていたのを覚えています。
なぜそんなことを不安に思ったのか分からないのですが、まるで、もしちゃんととんでいってなかったら儀式に失敗してしまう、ということを恐れていたかのようでした。

ある日突然消えた痛み

それから数日後、ママが背中の例の部分が痛いといってうずくまっていました。
私はその背中の痛い部分をさすさすとさすってあげて、いたいのとんでけ～としきりにココロの中で念じていました。
その時です、ママが突然、あっああ～とかいって何か追うようにベランダの方へ歩いていき、そのまま窓を開けてベランダの窓をあけて外を眺めていました。

 
それから、その瞬間から痛みが消えてなくなったと言うのです。
後から聞いた話では、突然、背中の激痛が走る部分から白いふわふわしたものがでてきて、それがひょろひょろとベランダから窓の外に向かってとんでいったというのです。
そのベランダの方角は私が人型を投げた非常階段と同じ方角でした。

人形が持っていってくれたのでしょうか？

私はそのとき、そうかあの人型はちゃんと飛んで行ったんだと思ったのを覚えています。
よく、雑草を薬だよとか言って飲ませると病気が治ったりするというのを聞いたことがあります、そう言う思い込みで治癒能力が高まるということはあるかと思うのですが。
私が行った”儀式”はママはもちろん誰にもいっていないのです。
なので、思い込みによる治癒が働いたということではないようです。
それは私が行った儀式のせいなのか、何で直ったかはいまだになぞのままですが、あの時は純粋によくなって欲しいとおもってたので、それが神様に通じたのかもしれません。

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