お墓参りの朝に彼氏とふたりで見た夢は、とても重要なものでした

私が体験した不思議な体験は、お墓参りに行った時のことです。

なかなか行けなかったお墓参り

色々な事情があり、祖父母のお墓参りに何年も行けていない状態で、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
幼い頃、あんなに可愛がってもらったのに、大人になったらお墓参りすらしない、そんな状態だったのです。

 
お墓参りになかなか行けなかったのは、祖父母のお墓が遠い場所にあり、車でないと行けない状態だったというのもあります。
私は車の免許を持っていなかったのです。
結婚を前提にお付き合いをする方ができ、その方がドライブが好きだったことから、休日に車で出掛けることが増えました。
片道１時間程度のドライブです。
ある時、その彼も是非挨拶をしたいから、お墓参りに車で行かないか提案をしてくれたのです。
結婚をしている訳でもなく、今はただの恋人の関係なのに、遠い田舎までお墓参りに行ってくれるなんて、その申し出がとても嬉しかったです。

片道4時間の道のりです

どのくらい遠いかというと、車で高速を使って片道４時間です。
道に詳しい彼曰く、途中いくつか渋滞スポットがあるそうで、どうしてもそれくらい要するとのことでした。

 
当日は、朝７時に家を出発することになりました。
８時を過ぎると車の台数が増え始めて、渋滞に巻き込まれるリスクが増えるからです。
寝坊しないように、アラームを複数セットして就寝しました。

その夜、不思議な夢を見ました

お墓参り当日の朝、２人して急いで支度をする夢です。
なぜか分かりませんが、１分でも２分でも良いから早く支度して家を出発しようと必死になって準備しているのです。

 
ふと目が覚めたのは朝４時です。
私が時計を確認した時、彼も同時に目を覚ましていました。
どうせ２人も起きたのだから、早く支度して早く出発しようか、ということになり、５時出発に変更にしました。
キッチンで珈琲だけ飲んでいる時に、彼も同じ夢を見たことを聞きました。
それで目が覚めたそうです。
２人で同じ夢を見るなんて不思議だと思いました。

 
５時に出発をし、高速インターにスムーズに入り、車は順調に進みました。
いつも渋滞するスポットも無事に越えられました。
そして、途中何台か路肩に工事車両が停まっているのを目にしました。
これから１車線をつぶして工事を行うようでした。
もう少し遅く出発していたら、１車線がつぶされて混雑が起こっていたかもしれません。

 
無事に目的地最寄りのインターでおり、休憩がてら近くのコンビニに入りました。
出発してから３時間しか経過していませんでした。

 
２人で同じ夢を見て、それによって同時に目が覚めて、夢の通りに早く出発したことで、こんなに平和に移動することが出来たなんて、本当に不思議な体験でした。
祖父母がお墓参りに来てもらえることが嬉しくて、導いてくれたのかもしれません。

 
これからは、毎年行けるように努力したいと思います。

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