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電車にまつわる不思議体験。乗り換えができなかった私の身に起こったこととは?

不思議体験

 

大学時代の事です。
うちから大学へ行くには電車での通学でした。ところが、我が家の近くの駅からでる電車は、神戸の三ノ宮駅というところからは特急に変わってしまいます。
だから必ず三宮で普通に乗り換えないと、大学のある駅に止まらずに大阪近くまで行ってしまう事になってしまうのです。

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眠くて仕方なかった日の出来事

そんなある日の事でした。前の晩に遅くまで本を読んでいたせいか、眠くて眠くて仕方のないままに電車に乗りました。運悪く、三宮で特急に変わってしまう電車が来たために、何としても起きていて乗り換えをしないとえらいことになってしまうと思いながら、電車に乗りました。
それでも席がたくさんあいていたのでつい座ってしまい、そのまま何時の間にやら電車の心地よい揺れに誘われてぐっすり眠ってしまっていました。

 

 

案の定、乗り換えることができなかったはずなのに?

そんな気持ちのよう眠りからさめてはっと気が付いた時には、一番先に思った事は「しまった、乗り越した、授業に遅れる」という事を考え、あわててしまっていました。
しかし、目をこすってまわりをよく見てみると、自分は普通電車に乗っており、次にとまるのが大学のある駅だったのです。何がどうなっているのか自分でもよく分からないまま、とりあえず次の駅で降りて大学へと向かいました。

 
冷静になってよく考えてみました。どうやら私は、特急の中でぐっすり眠ってしまっていたようなのです。ところが、まったく自分で意識をしないまま三宮の駅で特急を下り、向かいのプラットフォームに止まっている普通電車に乗り換えたようなのです。しかもちゃんと乗り越しもせずに、大学のある駅の少し前で目を覚ましたという事らしいのです。

 

 

不思議な力はたまたまだったのかも

いくら毎日大学に通っていたからと言っても、無意識のうちに、しかも何の記憶もないのにいつの間にか特急から普通に乗り換え、しかも大学のある駅近くで目を覚まして駅に降りているというのは、自分でもあまりにも不思議な体験でした。
もしかしたら何か不思議な力が自分の中に宿ったのかもしれないと思ってみたりもしました。
しかし、もう一度同じようになったことが起こった時には、乗り換えることができず、見事に大学前の駅を通り越して大阪近くの駅まで行ってしまいました。逆方向の普通に乗り換え戻ってきた時には、すでに出席は取られた後で見事に遅刻をしてしまっていました。やはりあれはたまたまの偶然だったという事のようです。しかし今から考えても、とても不思議な体験をしたと思っています。

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カテゴリ: 不思議な体験談

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