数珠が切れる!壊れる!思春期の頃に訪れたお寺がきっかけでこんなことに
思春期の頃は心身ともに不安定になりやすいというのは皆さんご存知だと思いますが、こいつはどうやら霊的なことでも言えるようで、私が絶賛リアル中二病真っ盛りだった頃に実際体験し……そして10年以上経過した今でもなお持続している現象です。
原因がわからない頭痛に悩まされる日々
正確な年齢は覚えてないのですが、私が13、4才ごろのことでした。
当時の私は今ほど体調が良くなかったのは事実でしたが、しかしその時の私は原因不明のだるさや頭痛に悩まされていました。
身体が重いと言いますか……。風邪の諸症状に似ているのですが、熱も無いし医者にかかっても特に異常はなし。しかし実際に体調は悪い。
知人に言われたヒトコト
ところで私の親戚の知人には霊力が高い人がいて、そんな時にその人と会う機会があり「うーん」と唸られました。そして一言。
「こりゃちょっと京都に行って○○さんに直接会いに行った方がいいかもしれんね」
ここで言う○○さんは別に私が聞き取れなかったのでもなく、京都にいる霊能力者やお坊さんでもなく……まぁ、普通に義務教育の日本史を勉強した方なら誰でも知っているレベルの、高名な歴史上の偉人です。
ここで名前を伏せるのは、まぁ私がおっかないと思っているからです。
歴史上の偉人レベルほどの霊ともなればそれはまぁ強力なわけでございまして、その親戚の知人は高位の霊と知り合いになり色々な霊との折衝、交渉をすることで霊現象の解決を図るタイプの人でした。それで、当時その知人が懇意にしていた方が京都にいらっしゃるお方です。
京都に行ってきました
それで、京都の某お寺(これも一応伏せておきます)に私は連れられ、そこに安置されている偉人の木像の前まで行きました。
一方親戚の知人は難しそうな顔して目をつむっています。交渉中らしいです。
さて、その結果は目覚しく私がお寺のお堂から出る時にはすっかり体調は元通りになっており、あれほど悩まされた頭痛や体の重みといった感覚は消え、せっかく京都にまで来たのだから観光しようということになりましたが、まぁその前に、とそのお寺で数珠を買うことにしました。
お守りの数珠が切れてしまいます
その知人が選んだ数珠を買い、私はさっそく左腕に数珠を巻くことになりました。そうして観光を終え、帰りの電車に揺られてさて乗り換えとなった時のことです。
ばららっ、と左腕から何か落ちたな、と思って床を見ると、なんと数珠が切れて玉が散ってしまっている。
二人して「は?」となったんですが、まぁ即座に玉を集め帰ることになりました。問題はこの後で……。
その後、私は紐部分がワイヤー製の数珠にしろなんにしろ、数珠というものは片っ端から切る体質だということが判明したのです。
その親戚の知人いわく、別にあの時参拝したこととはなんら因果関係がなく、私自身の霊的体質からによるものだということなのですが。
今現在も、ワイヤー製数珠であろうとなんであろうと、私が巻けば一週間で切れます。安物のものなら下手をすると触った瞬間切ります。
ある種圧巻ではあります……。