> >

ペイジと小アルカナカードによる占いで問題の打開策を見つける方法

タロットカード
 
占いが行うものは予測がほとんどです。
もちろん、生年月日などから基礎的なデータや才能を割り出すこともできますが、タロットカードは主に今から未来を見通したときに、こういう事が起こるだろうと可能性をさぐっていきます。

スポンサードリンク


 

事前準備を行うために有効なタロット

タロットカードの占い方は高いところから景色全般を見通して、地図と照らし合わせながら目的地を決めるのと同じようなものです。
例えばあなたが山に行きたいとしましょう。
その場合、まずはそこに行くまでの交通手段や実際に行く日の天気、山に登るために必要と思われる道具の準備などの情報が必要となります。そしてさらに、当日が祝日や休みであれば、途中は混むかもしれない。天気が不安定であれば、途中で雨や雪になるかもしれない……などといったように、当日起こり得る事態を予め予測することによって「事前準備」を行うことができます。

これら全ての可能性から、実際にその予測を行動に移すかどうかを選択しなければなりません。
その選択の結果、「あぁ、準備しといてよかった」「あぁ、やっぱり準備しとけばよかった」「なんだ。何も起きなかった」等の結論を出すことができます。

占いも同じで、「こういう可能性がある。だから事前に準備しておけば良いものはこんなことです」という予測に対して、結果が生まれるというわけです。

一見難しいような占いの結果に対してですが、そのプロセスはタロットカードの人物カードであるペイジと小アルカナのカードの組み合わせで、起こり得るであろう結果の規模を自分自身で占うことも可能なのです。

 

ペイジと同属性の小アルカナカードを組み合わせて読む

我々は消費者です。消費者とは生産されたあるいは加工されたものを受け取り、それを使うことによって恩恵を得ることができます。

ペイジの世界では自発的にどうのということは起こりえません。ナイトから与えられた行動と普及によってペイジは影響を受け、結果が起こります。

小アルカナの各カードは生産性を持つことはありません。

10番から1番に向かって影響の起きる規模は小さくなりますが、起きる結果は大きく、それこそ目に見える形になって行きやすくなります。

例えばペイジのカードが正位置で、小アルカナカードが逆位置で出てきた場合、ペイジが受け取った影響自体はポジティブなものですが、そのポジティブな結果というのは、周囲に関係する環境においてはネガティブな要素を持っていることになります。

 

ペイジと小アルカナを組み合わせて判断する方法

小アルカナカードは起きる結果の規模と環境、要素を表します。
例えばワンドのカードであれば、それは人の内面に起きる変化と精神面に起きる影響ということになります。

例えば何かの練習をしていて、それが上手くなるかどうかを占うときなどは、成長を指し示すワンドのペイジをまず引きます。

そのワンドのペイジが正位置で小アルカナカードが逆位置で出てきたとします。
その場合、「成長するという結果が起きるでしょうが、その道程で経験することは辛いことや、上手く行かず何度も同じことを繰り返す結果によるものだろう」と予測することができます。

ここで、その可能性に対して実際にその道を選ぶかどうかの選択をすることができます。
もしも結論として今の結果を受け入れられなければ、打開策や他の迂回ルートをもう一度占いで見てみればいいのです。

人物カードの中では最も影響力が低いペイジですが、影響とは与えた側よりも与えられた側の結果の方が重要になってきます。

占いおける結果とは選択です。選択の幅を占いをする前よりもぐっと広げることによって、起こり得ないと思われていた事柄でも可能性の高いものへと変化させることが可能なのです。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

タグ:

Comments are closed.