この線が出てきたら体調にご注意を！生命線を横切る健康線

 
健康線は、あなたの健康や身体の状態や注意すべきことを知らせてくれる手相線ですが、特に生命線との関係は重要です。今回は、生命線が交差する健康線についてご紹介することにしましょう。

 
健康線は長く刻まれることが多く、また年齢を重ねることに現れる可能性が増してきます。特に、後天的な運勢やあなたの現在から将来の状態を教えてくれる右手（利き手）で、健康線が現れているかどうか観察してみて下さい。
もし健康線が長く刻まれていて、その伸びた先が生命線を横切っているようでしたら、かなり注意が必要かも知れません。

 

水星丘から長く伸びて生命線を横切る健康線には要注意

図に示した健康線を見て下さい。この健康線は水星丘から始まって、金星丘に伸びて行っています。
水星丘が精力に関わりのある丘で、金星丘が生命力に不可欠な食物エネルギーの摂取に関わりのある丘であるとされていますので、一見するとこの健康線はエネルギーにあふれた良い線なのではないかと思ってしまいます。
しかしこの健康線が、生命線を横切ってしまっているのが重要です。
生命線を横切る健康線は、基本的に健康や身体の状態に対して何かの危険信号を点している線なのです。

 

健康線と生命線流年法との関係

それでは、その危険信号とはどのようなものなのでしょうか。まずはこの健康線が生命線を横切っている位置に注目して下さい。
生命線には、「生命線流年法」という生命線上で年齢を示しそれによって判断する方法があることを別の記事でご紹介しましたが、健康線が横切っている位置をその生命線流年法で判断することによって、危険信号が点されている年齢を知ることができます。
図で示した例ですと、およそ50歳頃に何か身体に不調が訪れることを表しています。
健康線は斜めに下方向に刻まれることが多いですから、生命線を横切ってしまうとしたら、40歳以上の年齢の位置である場合が多いと思われます。

 

胃腸に関わる大きな病気には、注意が必要

ただ、健康線が薄くかすかな線で、生命線が太くはっきりとしていればそれほど心配することはないかも知れません。注意は必要ですが、生命線の力が健康線の注意信号を消してくれる可能性もあります。
反対に、この健康線が生命線よりも濃くはっきりと刻まれているとしたら要注意です。もしかしたらその年齢に、大きな病気を患ってしまうかも知れません。特に生命線の終点方向や金星丘は胃腸に深く関係する場所ですから、胃腸に関わる大病の可能性もあります。

健康線による注意信号は必ずそうなるという予言ではなく、あなたの身体の状態から手相に現れる警告ですから、もしこの健康線を発見したらこれまで以上に健康管理に注意し、たとえ病気になったとしても早期発見に心がけることが必要です。
健康に気をつけた生活を送っていれば、いつかこういった健康線も薄く細く変化して行くとされていますから。