仏眼紋とソロモンの環…不思議な能力を示す東洋的・西洋的手相
直感力・霊感力の持ち主であることを示す不思議で珍しい手相というと、「仏眼紋」と「ソロモンの環」をはずすわけにはいきません。
この仏眼紋とソロモンの環については、以前にもそれぞれご紹介したことがあるのですが、今回は直感力・霊感力という視点からもう一度あらためて紹介してみることにします。
仏眼紋の「仏」とはもちろん仏様のことで、まさに東洋的な不思議相。中国から伝わった中国古典手相術にある珍しい相なのです。
一方、ソロモンの環はその名の通り、旧約聖書に登場する古代イスラエルのソロモン王に由来する手相であり、西洋手相術に伝わる珍しい相。
つまり仏眼紋とソロモンの環は、東洋と西洋の手相を代表する直感力・霊感力を表す不思議相ということかも知れません。
直感・霊感を導いてくれる仏の眼
仏眼紋は別名「仏心紋」とも呼ばれ、そのつけられている名前から言えば仏様の眼や心を表しているということでしょう。
主に親指の第一関節に現れ、一本の線ではなく二本の線が仏様の眼のカタチになっている紋です。親指の第一関節だけではなく第二関節や、その他の指に現れる場合もあるようです。
この紋の持ち主は神仏やご先祖様からの加護があり、いつも見えないチカラに守られていて、ピンチになっても必ず脱出することができると言われていますが、仏様の眼という名前にあるように、どうやら普通の人に見えないもの感じられないことも、見たり感じたりすることができる能力の持ち主であるかも知れないのです。
この紋がある人のすべてが、霊感力の持ち主かどうかはわかりません。しかしたとえ霊感力が現れていなくても、とても直感が鋭く、またその直感力が人生に活かされているはずです。
第六感の象徴!ソロモンの環
ソロモンの環は、知恵のシンボルと言われる古代イスラエルのソロモン王に由来する線で、別名「木星環」とも呼ばれます。木星も知恵と力の象徴、また富のシンボルでもあります。
ソロモンの環は人差し指の付け根を囲むようにカーブを描いて現れる線で、指輪のようであることから「ソロモンの指輪」と呼ばれることもあります。
この環の持ち主は、ソロモン王が象徴する知恵や知性を持っているとされていますが、同時にソロモン王にふさわしい神秘のチカラ=とても強い第六感の持ち主であるとも言われています。古代において、知性を凝縮した哲学と神秘はつながりが強く、見えないものを見通し、知るためには第六感はとても重要な能力でした。
ソロモンの環を持っている人は、まさにソロモン王からつながっている、見えないものを見たり感じたりできる能力の持ち主なのかも知れません。