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トラブルを恐れないリアリズム…ソードのキングが意味するものとは

ソードのキング
 
知識と経験を主に象徴するソードのキングは知恵の出発点でもあります。
それはある意味発明や開発、編集などの応用力を求める場面です。

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事前の調査から始まり、一つのプロジェクトを立ち上げるようなプロセスをソードの人物カードは辿ります。

ソードのキングはある程度の答えが見えている中で「それ以外」をクイーンから以下にもとめていきます。

 

現実的な知識が必要となるシチュエーション

自分にとって、ソードのキングが出てきた場合、対象となる人物や環境は、アイディアを求める状況を作り出します。
出方はそれぞれですが、大方一筋縄では行かず、セオリーを嫌い、斬新さを求めます。かといって非現実的な事、非論理的な事は受け入れず、現実的な知恵を求めます。

これは、非常に頭を悩ませる状態に映る可能性が高いです。
何故ならば、知恵の出発点は、99の失敗・1の成功の道のりを意味するためです。
ソードのキングが求めるのは失敗を重ねていく中で身につく知識とスキルです。

 

ソードのキングが正位置で出た場合

正位置として出てくるソードのキングはあえて試すような環境を作り出し、あえて試すような人を連れてくる可能性が高くなります。

特に無意識的にスキルアップを求めていたり、そうなるべく時期に差し掛かる人はソードキングが出やすく、ソードのキングがそういう環境をもたらします。

 

ソードのキングが逆位置で出た場合

逆位置に出てくるソードのキングは、環境的に孤立した状態で奮闘せざるを得なくなる状況を指し示します。
孤軍奮闘する時は、状況的にしんどいのですが、ソードのキングにとって、ここもアイディアを求める一場面でしかありません。

ソードは性質上、感情を理解することはないため、あくまでも経験と論理的な知恵を求める傾向性を持っています。

 

正位置で出た場合のソードのキングの人物像

人物として映し出すソードのキングは、正位置である場合、非常にキレ者という人物を意味します。
考え方もロジカルで、話す言葉も理論的な側面が強い印象を与えます。
特に創造の出発点であるキングの場合、社長や経営者、弁護士や税理士など狭き門をくぐってきた経験をした人物を指し示す可能性が高いです。

 

逆位置で出た場合のソードのキングの人物像

逆位置として出てくるソードのキングは人物的に少し要注意人物として自分は表現しています。
ソードのキングである知識と経験の創造は逆位置でも変わりません。
但し、この知識と経験はソードが地面に突き刺さる。つまり何らかを傷つける可能性のある知識や経験です。

人物的にも、自分自身または他者を意識的、無意識的に関わらず、傷つける可能性やあえて争わせるなど、計算されたトラブルを持ち込む可能性があります。

 

ソードのキングの正位置が表すもの

カードそのものとしての意味は知識と経験の創造であり、出発点です。
正位置として出てくる場合、知識と経験は過去の応用という形や編集によって新しい組み合わせを求める段階を意味しています。

本来、ソードは自然界には存在しない物質です。
ですが、自然界に元からある素材を加工、編集、応用していく事によって生まれた一つの作品でもあります。それが天に向って上昇しようとする絵柄と王の姿は更に+アルファの改良を求めるのです。

 

ソードのキングの逆位置が表すもの

逆位置で出てくるソードのキングは、今から創造されようとしている物事は、もしかしたら何かを傷つけるかもしれないというリスクを警告しています。
ソードが地面に向かって行く時、必ず何かに当たり、何かを切り裂く事によって経験を創造していきます。
時にソードのキングが逆位置で現れる時、それは古い習慣や悪癖を断つという意味合いや独立することも意味するので、決して傷つける事が悪いこととは限りません。

切らなければならないものは切らなければならない。とある意味腹をくくる必要がある時は、キングのソードは逆位置で表れます。

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