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手相に現れる人間的に優れた人の印「聖職紋」「陰徳紋」大事なものを教えてくれる

手相

 

手相をはじめとして占いというと、どうしても金運や財運、恋愛運や成功運など現世的なご利益や願いを叶えるといったことを求めがちになります。
思い通りにならない日々や、時には辛い出来事に出会い、決して良いことばかりではない人生を送っていると、なんとか願いを叶えたいというのも、それはそれで人間らしいことなのだと思います。

 
自分自身をあらためて知り、未来に待っている可能性や幸運を知りたいと思う心があるから、占いに魅かれるのだと思います。
しかしそういった直接的な利益につながるものではないのだけれど、人間にとって大切なことを示してくれる手相もあります。
今回はそういった手相を表す2種類の紋をご紹介しましょう。

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人を導きサポートする力を持った「聖職紋」

人差し指の付け根の下、木星丘に井桁の形で刻まれる紋を「聖職紋」と言います。
この紋は、人を指導したり教え導く立場にあると、その才能を発揮する人に現れる紋です。
この紋がはっきりと濃く出ていると、自分の考えや理想を周囲に広める才能が強く発揮され、周囲に多くの人が集まってきます。

 
この聖職紋の持ち主は、人の長所・短所を見抜き、それを指摘し活かすための解決策を提示するなどの能力が高く、指導者といった役割ではなくてもコンサルティングやカウンセリングなどの才能を発揮します。
またこの聖職紋が薄く出ている場合には、人をサポートしたい、助けたい、癒したいという気持ちが強い人が多いそうです。ボランティア心にも富んでいてそういった活動に熱心でもありますから、この聖職紋は別名「ボランティア線」と呼ぶのだそうです。
ただ、お節介ととられてしまうこともあり、他人のお世話をするにしても適度にバランスのとれた行動が必要かも知れません。

 

 

陰ながら善いことをする人に現れる「陰徳紋」

手首の上の生命線の内側、金星丘に手首側から縦に何本か刻まれる線を「陰徳紋」と呼び、別名では「仁慈紋」と呼ばれています。
「陰徳」とは、人に知られることなく密かにする善行のこと。陰ながら行う善意や人助けを指す言葉です。また「仁慈」とは思いやりがあって情け深いこと、人をいつくしみ恵みをもたらすことですから、この陰徳紋の持ち主は人間的に優れ、たとえ他人や周囲に認められることがなくても、人知れず善いことや人助けを行う人です。

 
また信仰心も強く、見返りを求めない社会貢献を熱心に行います。見返りを求めない行動というのは現代社会ではなかなか難しいことかも知れませんが、この陰徳紋というのは、そういった簡単なようで実は大変難しい行いが自然にできる才能を、表しているのだと言えるでしょう。

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