> >

丘で読み取る手相。生命力の強さと愛情の深さ、エネルギーを表す丘「金星丘」

手相

 

夜空を見上げたとき、金星は月に次いで二番目に明るい星として輝いています。

スポンサードリンク

 

 

金星にも満ち欠けがある

肉眼ではなかなか判別できませんが金星には月と同じように満ち欠けがあり、太陽と金星、地球の位置関係によって変化して行きます。また滅多には見られないのですが、金星の光によって影が生じることがあり、この影を見た人は1年以内に幸運に恵まれると言われています。

 
金星はヴィーナスの名の通り、世界のどの文明においても女性の象徴とされており、愛の女神アフロディーテに当てはめられるように、愛情の象徴でもあります。
この金星の名前が付けられた掌丘が、親指の付け根の下から手首にかけての位置、生命線のカーブの内側にある「金星丘」です。

 

 

金星丘は、生命力の強さと愛情の深さを表している

金星丘は、その人の生命力を象徴する掌丘です。
金星丘のふくらみが大きくなればなるほど、生命線の描くカーブは遠回りに大きくなり、肉体的にも精神的にも生命力が強靭になります。

 
また同時に愛情も表しますから、金星丘がふっくらと豊かな人はとても深い愛情を持った人でもあります。生命力が強く愛情も豊かですから、当然、健康的なセックスアピール力も強く、恋愛面でも魅力あふれるタイプの人だと言えます。

 
反対に金星丘のふくらみが落ちてきて小さく萎んでいたりすると、生活面や愛情面で苦労しているのかも知れません。どうもやる気が出ない、疲れやすい、失恋をしたなどと感じていたら、金星丘が萎んでいる可能性があります。
その時には、心身をリフレッシュさせて気持ちも新たに生活に変化をつけてみると、また金星丘に生命力と愛情のエネルギーが蓄えられていくでしょう。

 

 

金星丘には過去の哀しみが刻まれる

手相は日々変化しますが、過去の出来事や体験、心の変化なども刻まれていきます。
金星丘に横に刻まれていく線は「悲哀線」と呼ばれ、過去に受けた哀しみが刻まれたものです。この線は主に生命線に対して横に刻まれ、生命線のどの位置が何歳にあたるかを観る「流年」によって、その哀しみがいつ起こったのか、また未来であればいつ起こるのかを知ることができるとされています。

 
生命線の流年法では中間地点がだいたい40歳ぐらいですが、悲哀線はこれより起点に近い若い時代に刻まれることが多く、哀しみや苦しみに耐性が強くなる中年以降に刻まれることは少なくなっていきます。
悲哀線は決して良い線とは言えませんが、心の優しい人に出やすい線でもありますので、もしこの線が刻まれていたら、決して平坦ではない人生の中でその人の優しさが哀しみと共に表れているということでもあります。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.