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死と再生を象徴する丘、不屈のエネルギーが集まる「冥王星丘」

手相

 

冥王星は、1930年に発見されて以来、太陽系のなかで太陽から最も遠いとされた惑星。
ただし2006年からは天文学の世界では、太陽系外縁天体の準惑星とすることが決定され、太陽系惑星からは外れました。
占星術では冥王星は生と死を司る星であり、始まりと終わりを示すと同時に、物事の再生、刷新を象徴しています。
この冥王星の名前が付けられた掌丘が、手首の付け根のすぐ上の中央にある「冥王星丘」です。
冥王星丘は他の掌丘に比べるとそれほど盛り上がっている丘ではなく、手相の流派によって呼び名が異なったり、掌丘としてカウントしない場合もあります。そういう意味では天文学の世界で準惑星とされた冥王星そのものと立場が似ているのかも知れません。

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冥王星丘のふくらみがある人は、意志の強さ粘り強さがある

冥王星丘は、手首のすぐ上の金星丘と月丘の間の位置にあります。しかし、丘としての盛り上がりはほんの少しで、盛り上がりがまったく無い人も結構いらっしゃるでしょう。

 

冥王星丘が軽くでも盛り上がっている人は、冥王星が象徴する再生と刷新が示す通り、たとえ何度失敗しても、意志の強さと不屈の精神で立ち向かって行く粘り強さのある人です。
不可能と思われることであっても、何度でもトライすればやがて成功への道が拓かれていきます。そういう意味で冥王星丘のふくらみを持つ人は、強い情熱と闘う力、気力と体力を共に兼ね備え、同時にそれを維持し続けていける人と言えるかも知れません。

 

 

冥王星丘を起点に伸びる運命線は、強い意志で人生を切り拓いて行く

冥王星丘に縦線がある人は、とても意志が強くまた行動力のある人です。特にこの丘を起点として真っすぐ上に伸びる運命線の持ち主は、自分の強い意志と不屈の精神で人生を切り拓いて行くタイプの人であり、またリーダーとしての素質を兼ね備えた人です。

 

また、冥王星丘は先祖との関わりを示す丘とも言われていて、生まれた時からご先祖様に守られ、ご両親の深い愛情がたっぷりと注がれて育ってきたことも示しています。
逆に、この場所が丘になっておらず平坦である、また縦線が刻まれていない人は、意志が弱く失敗するとすぐあきらめてしまうタイプの人です。

 

何事にも失敗を恐れず挑戦し、例えうまく行かなかったとしても再チャレンジする精神を忘れなければ、やがてこの冥王星丘のふくらみが出て来るかも知れません。その時には、あきらめずに挑戦し続けた経験が生きて、やがて成功に導かれることでしょう。

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