感情線が意味するものは、自分以外に向けられる心と愛情のエネルギー

「感情線」は、その名の通り感情を示す線、あなたの心や愛情のあり方を表す手相線です。
心や愛情、感情は、家族や恋人や友達、会社の上司や同僚など自分以外の人間との関係のなかで常に生きていかなければならない私たちにとって、大きな力を発揮するものです。
ですから感情線は、いのちや健康を表す生命線、才能や行動を表す頭脳線と共に三大基本線と言われるように、とても大切な線なのです。

 
手相占いでは感情線で、その人の心や愛情や感情が人生においてどんな運命にあるのかを観ることができますが、特にその人が持っている感情や愛情、感受性の強さ、そしてその表現しかたがわかるとされています。
つまり感情線によって、あなたの心と愛情のエネルギーの強さと、それが異性や家族、友達などにどう注がれるかがわかるわけです。

 

感情線であなたの性格や恋愛のタイプを知って、人生の道標に

さて、感情線はどちらの手を観れば良いのでしょうか。
手相の他の記事でもご紹介していますが、主に左手は先天的に持っているもの、右手（利き手）は後天的なものを表すとされています。自分が持って生まれた感情や性格、感受性などは先天的なものですから左手を中心に観たほうが良いでしょうし、自分以外の人との関係性や恋愛などに関することは、これまでの経験や周囲の環境が影響しますので、右手を中心に観たほうが良いかも知れません。
つまり他の線と同じように感情線も両手を観て判断するのが望ましいのですが、ここでは異性や家族、友達など自分以外の人とどのように自分の心や愛情のエネルギーが働くのか、そのタイプを知ることで人生の道標となるように、主に右手を中心に観ていくことにします。

 

感情線には過去の感情の動きが刻まれている！？

また感情線には、その人がこれまでに歩んできた過去の感情の動き、喜怒哀楽が刻まれていると言われています。あなたの感情線は、あなたの心と愛情の履歴書というわけです。
手相線、特に後天的なものを表す右手（利き手）の手相線は日々変化していくと良く言われますが、感情線が心と愛情の履歴書だとすると、まさに日々変化していくのかも知れません。
ですから、あなたが社会のなかの色々な人間関係などで、様々な経験を積み重ねて行けば行くほど、感情線も変化したり成長したりするのかも知れません。その点でも、感情線であなたの心や愛情の基本的なタイプや今の状態を知り理解することによって、今後の恋愛や人間関係をより豊かなものとすることができるかも知れません。