「変形ますかけ線」は、強い意志や才能のしるし。ますかけ線よりも豊かな人生が過ごせる？

頭脳線と言えば、手相で近年とても有名になった線に「ますかけ線」というものがあります。
簡単に言えば頭脳線と感情線がつながって一本になり、手のひらを横切るように伸びている線で、別名「百握り」「猿線」とも呼ばれ英語では「Simian Line（Simian＝猿」。つまり、掴んだものは離さない線というわけで、大成功を掴む天下取りの相などと言われています。

 
ますかけ線の基本は頭脳線と感情線が一本の線となり、手のひらを横断しているというものですが、このますかけ線にも様々な変形があり、その意味合いも少しづつ違ってきます。
それでは、その変形ますかけ線のひとつをご紹介してみましょう。

変形ますかけ線は、ますかけに頭脳線か感情線が残っている状態

いくつかある変形ますかけ線のパターンは、手のひらを横切るますかけ線に対して、頭脳線か感情線のどちらかが残って伸びているものです。
例えば、下向きに緩やかにカーブして伸びる頭脳線の途中から感情線が分かれ、手のひらを横断しているタイプの手相も変形ますかけ線の一種です。
そのほか、カーブせずに横に伸びた頭脳線の途中から感情線が分かれ、頭脳線は手のひらを横断し感情線は人差し指方向に伸びるといったものも、変形ますかけ線になります。

変形ますかけ線がある人は、完全なますかけ線に匹敵する才能や行動力の持ち主

変形ますかけ線を持っている人は、まったく一本の完全なますかけ線に匹敵する才能や行動力を持った人だと言われています。
例えば、下向きに緩やかにカーブしていく頭脳線から感情線が伸びた変形ますかけ線の持ち主は、強い性格と意志を持った人です。目標を定め決意したことは必ずやりとげる強固な意志を持ち、また大変な努力家でもあります。勇気もあり、ときには大胆に行動し、自分の感情をコントロールすることにも優れています。
芸術的才能やアイデア力、企画力に富み、多少気難しいところがありますが、常識的なこともわきまえて、世間から遊離することもあまりありません。

変形ますかけ線の持ち主は、豊かな人生を送る可能性が高い

ますかけ線に共通した吉凶の波の激しい運勢を持っているにせよ、このタイプの変形ますかけ線を持っている人は、他人と衝突せずに社会のなかでうまく生きていけます。
おそらく、ますかけ線の一本のつながりのなかで、緩やかなカーブのバランス力が高い頭脳線が、感情線よりもより強く出ているおかげで、社会的な成功をもたらしてくれるということでしょうか。
完全なますかけ線の持ち主が、良くも悪くも波瀾万丈の人生を送る可能性が高いと言われていることからすると、この変形ますかけ線の持ち主の方が比較的豊かな人生を送りやすいタイプの人かも知れません。

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