人生の転機が訪れるのは何歳のとき?運命線で年齢がわかる流年法
手相の線には、その人の年齢を割り当てることのできるものがあります。
代表的なものでは、生命線で年齢による健康や生命力の状態を観ますが、運命線でも年齢による運命の変化を観ることができるのです。
特に、人生の転機や運命の変化などを判断するには年齢が大きなポイントになりますから、運命線において自分はいまどの位置にいるのか未来はどうなるのかを知るうえで、運命線と年齢の関係を知っておくことはとても大切ではないでしょうか。
このように、手相の線に年齢を割当てる方法は「流年法」と呼ばれています。
それでは、運命線における基本的な流年法を見ていきましょう。
人生100年の運命が刻まれる運命線
人生50年と言われた時代もありましたが、いまの人生は100年です。
20歳30歳台の人にはこれから長い人生、可能性にあふれた未来が待っており、40歳50歳台でもまだまだ人生の半ば、その先にも運命の変化が待ち受けている可能性があります。
手相の流年法では人生を100年として、ひとつの線に0歳から100歳を割当てます。
運命線は人によってその長さや形状も千差万別ですが、基本は手首の線から中指の根元まで運命線が伸びているという想定で、手首の線と交わる起点を0歳、中指の根元を終点として100歳とします。
大きなポイントとなる年齢を割当てる
運命線のどこに何歳を割当てるのかは、占い師さんや資料によって多少異なるようですが、ここでは代表的と思われる年齢のポイントをご紹介します。
1)20歳と30歳
まず、手のひらの中央、ちょうど手首の線から中指の根元まで伸びていると想定した運命線を二分割し、その真ん中の位置を30歳とします。
更に0歳からこの30歳までを二分割した真ん中の位置を20歳とします。
2)35歳と55歳
30歳の位置から少し上、運命線が頭脳線と交差するポイントを35歳とします。
そしてその上、感情線と交差するポイントが55歳になります。この感情線と交差する位置を何歳とするのかは、人によって55歳とする説と56歳とする説があるようですが、ここでは
55歳を基本としたいと思います。
35歳、55歳は人生の転機や変化の道しるべ!?
運命の変化が表れる年齢は人によってそれぞれ異なると思いますが、真ん中の30歳を目印に、成人となり社会的な人生が始まる20歳、頭脳線と交差する35歳、感情線と交差する55歳という3つの年齢ポイントは、多くの人の人生にとって、その転機や変化の道しるべになるのではないでしょうか。
35歳という年齢は、その人の人生がようやく明確になり始め、55歳という年齢はその後の後半の人生への入口になります。
このように、運命線と年齢の基本的なポイントだけでも把握しておくことによって、運命線に対する見方がだいぶ違ってくるのではないでしょうか。