質問力を磨こう!占いの精度を高めるための、もうひとつのアプローチ
実際にさぁ、占おう。と思った時、思った以上にぼんやりとしているのが「何を占いたいの?」という部分。
占いとは、自分では見えないパズルのピースを探し当てるようなもの。
具体的な的が絞れていれば絞れているほど、重要なヒントが見つかりやすくなります。
占いは何度やっても良い。
同じ質問は一回しか占ってはいけない。
これはかねてから言われている占いの鉄則とも言えるものです。
が……、同じ疑問でも、質問の角度はいくらでもあります。
自分が頭に思い浮かべた質問でイマイチピンと来る答えが見つからなかった場合は、質問の角度を変えてみてもう一度占ってみるのも一つの手です。
大切なのは、カードの意味を正しく知っている事よりも、解決策を導き出すこと。
実際の生活に占いを役立てるためには、質問する角度を色々と変えて占ってみるのも一つの方法です。
質問にも段階がある
一口に質問と言っても、様々な段階が存在します。
例えば「今日何食べたい?」という質問と「中華とイタリアンどっちが食べたい?」という質問では、相手が考え、答えを導き出す幅が違ってきますよね。
これはタロットカードも同じなのです。
タロットカードを引いて知りたいことをどう質問として言葉にするか?がぼやっとしてしまうと、出てきたカードに対する解釈も同じくぼやっとしてしまいます。
質問のやり方で答の具体性は変わってくる
質問に存在する段階とは回答側にどれだけ自由度があるかによって変わってきます。
例えば「今日何食べたい?」は何も選択肢も範囲も決まっていないので答える側は自由に考えを巡らせる事ができますよね。
ここに少しづつ制限を加えていくことによって、聞きたいことがより具体的になっていきます。
今日何食べたいならば「今日肉料理で何食べたい?」といった風に考える範囲を限定していきます。
さらに具体的に的を絞っていく事によって、最終的には白か黒かのような二択まで質問を絞り込む事ができます。
占いを使いたくなる時は、自分の中で色々な事がモヤモヤとしている時が多いと思います。
占い師から占いを受ける場合は、話をする側、聞く側と役割が分担されているため、占い師側がこの人は本当は何が知りたいのだろう?とカードや命占を使いながら絞り込む事ができます。
一人占いなら、まず質問を書き出してみる
自分で自分の事を占うのは、難しいと言われます。
その理由は、質問があいまいなまま占いを始めるため、あまりにも自由な範囲の中から答えを導き出さなくてはならないため、イマイチ信ぴょう性や説得力に欠けるように感じるためです。
ですが、自分の事を知っているのは、やはり自分です。
自分をモヤモヤとさせるきっかけ、引きずっている不安など、今明確にしたい事をまずは紙に書き出してみると占いの精度は十分に上がって行きます。
実際に対面鑑定をする中でも、相談内容が煩雑な場合は、紙に関係図をまとめてから占いをしていくと、相談者の側で思い当たることがどんどん出てきて、更に具体的で深い部分にアプローチすることが可能になっていくのです。
まずはモヤモヤの中身を紙に書き出し、一枚引いてみましょう。
そこから更に何かを思いついたり、心にひっかかる物事が出てきたら、順を負って占いを続けていけばあなたの求める解決策に巡りあう可能性は格段に高くなります。