数秘術でパーソナル診断!大事なのは誕生数だけじゃない、一歩手前の分数の意味もしっかり読み取って下さい
一般的な数秘術では、生年月日を全部一桁として素数に戻し、その数を素数になるまで合計をしていきます。
そこで出てきた一番最後の数字が、自分の誕生数と言われるものです。
誕生数には、その人の持つ特徴の中で主に才能や大きく出てくる特徴を表しています。
ですが、実はこの誕生数だけでは、課題が明確にならないのです。
一歩手前の分数に注目
人生にはつきもの、課題、才能を発揮するために乗り越えなくてはならない課題は一歩手前の分数に存在する。
生年月日を合計していくと、最終的に二桁の数字になります。
その二桁をまた一桁に戻して、誕生数を割り出しますが、この分数にこそ、課題が隠れています。
例えば同じ7という誕生数を持っていたとしてもその前段階の分数が1と6、2と5、3と4かによって7の中身が変わってくるのです。
1と6で7になる人の場合7の特徴を十分に活かすためには、1番の持つ特徴のマイナス面と6番の持つ特徴のマイナス面が課題となって現れやすい傾向を持っている。という事になります。
誕生数の基本
誕生数は1から9までと10・11・12までを用います。
これは普通に誕生日を合計していった場合、0と1になる人がいないためです。
逆に言えば1番を持つ人は必ず0・1・2いずれかの複合的な影響と傾向値を持つということです。
・誕生数が10になる人→生年月日の合計が19、28、37、46になる人
10番の人は、直感が鋭い傾向がありますが、その代わり過敏な感覚は他者に理解されず、自己不信に陥る可能性があります。
・誕生数が11になる人→生年月日の合計が29、38、47になる人
11番の人は、1番の持つ影響を二倍で受けるため、アイディアが突発的で、芽が出るまでに時間を要します。そのため、自身が過ごす環境面をかなり慎重に選ぶ必要があります。
・誕生数が12になる人→生年月日の合計が48になる人
12番を持つ人は、1と2の影響を受けます。
この誕生数の人は、性格が両極端になりがちで、自身でも、どっちが本当の自分かわからなくなるように、ハッキリとした光と闇の自分を自覚する可能性を持っています。
また、自分の性格ではなく、何らかの理由で後発的に後から誕生した人格を持ち合わせるなど、自分のコントロール方法に悩む傾向も強くなります。
注意しておきたいポイント
数秘術にかぎらず、命占はいくつかのグループまたはタイプ等の枠に当てはめて、人生を読んでいきます。
それは逆に言うと読み取れる範囲に限界があるということ。
人生とは選択と決断の連続で、絶えず未来に向けて進行していきます。
そのさなか、命占は枠とグルーピングを行う事によって、おおまかな傾向値を導き出して、選択しやすいよう、あるいは決断しやすいように
未来に進む力を後押しするためのものです。
数秘術も同じで、誕生数のバリエーションは37通りの中のいずれかになります。
その中に現れる特徴や、傾向、課題の全てがあなたのパーソナリティを構成しているわけではありません。
占いとは、洋服におけるアクセサリーのようなもので「使い方」次第で役にも経てば邪魔にもなります。
決して自分自身はもとより、他者を占う場合でも「レッテル」として使わないよう、意識しておく必要があります。