マイナス思考のスパイラル「占い依存症」にご注意を!
以前の筆者は、様々な占いに依存していたように思います。
学生の頃は小遣いに余裕がなかったので、1回につき数百円程度しか使えません。
それでも、おみくじ的なものや占いと名の付くものはついつい足が向いてしまう、という日々でした。
占いに心のよりどころを求めて
当時、学校生活も私生活もまったく上手くいっておらず、心のよりどころが無くて占いの結果にかすかな期待を持って生きている毎日でした。
しかし、結果はさんざんなものでした。
お金を貯めて占い師に見てもらったら、若くして死ぬとまで云われたりしました。
今考えても不思議なくらい、良い結果はまったく出ませんでした。
良い結果を聞いてみたい、本当に聞かせて欲しい、と切実に願っていたのですが、その願いは叶いませんでした。
聞かせて欲しい、なんてまさに依存ですね。
今思えば、占いの結果がいくら良くても、今まで悪い結果しか出なかったんだから偶然、まぐれに決まってる、と思い込んでいたかもしれません。
「未来の結果は努力次第」
タロットを以前所有していました。
自分に対して占う時ですが、何度質問をしても答えはほぼ同じでした。
カードの位置や、出るカードはもちろんシャッフルしているので毎回同じカードが出るわけではありません。
22枚のカードから10枚を配置し、意味を読み解くと……
「未来のこと、行動などの結果は努力次第」
と、必ずどこかに出ています。
本来、同じ質問を繰り返してはいけない
どんな占いでも、同じ質問を繰り返すのは良くないとされています。
1回目は純粋な気持ちで占いに臨んだとしても、結果が良くなかったり納得できるものでなかったりすることがあります。
その時に、こういうものか~とアドバイスとして聞き入れるのが理想的なのですが。
良くない結果に納得できず、何度も同じ質問で占ってしまうのは、所詮欲望でしかありません。
良い結果を聞きたい、悩みを占いによって解決したい、自分を肯定するための勇気が欲しい、などなど。
占いが全てになってしまわないように
筆者は以前、自分でどうにもならないことや未来について占ってもらうことが多かったように思います。
マイナス思考すぎて苦労を抱え込みすぎて、まともな思考回路ではなかったのでしょう。
非常に苦しい状況だったため、抜け出すきっかけが欲しかったのかもしれません。
心理的に落ち込んでいるときにあまり占いばかりに頼ってはいけないと、思い知らされました。
筆者は過去、占い師によって死を宣告されましたが、その年齢はとっくに過ぎても生きています。
未来は自分の考え方と行動によって変えられるのです。
皆様も、占いへのはまりすぎにはご注意下さい。