女教皇のタロットカードが描き出す二つの未来
ハッキリとした二択の未来は二冊の日記に記される。
女教皇は選択肢の未来を垣間見せてくれる。
女教皇のタロットカードが持つ意味
「決めるのが怖い」という恐怖
タロットカードの女教皇の意味は、諸説ありますが、その殆どが降りてきた結果を受け止める。という事に関連します。
女教皇は純粋さの象徴、二つの柱は選ぶという事よりも白と黒のコントラストの結果を示し、本は英知を表します。
女教皇のカードが正位置で出る場合、それは英知から決めたものなのでうまく行き、逆位置ならば恐怖やその他英知を受け止められないブロックが存在し、本来あるべき選択肢を選べない。という意味合いを持ってきます。
あくまでも受け身の「女教皇」のカード
女教皇は自発的な魔術師とは正反対で、徹底した受身の状態を表します。
純粋さそのものである女教皇は天の啓示を信頼しているので、自分がどうという事が必要ないためです。
女教皇のカードは「自分で決められない?なら神様に決めてもらえばいいじゃない」と提案してきます。
女教皇のカードでイメージトレーニングする
このカードのイメージが出来上がっていくと、AとB、二つの未来を見る事が出来るようになってきます。
どちらを選ぶと、どうなるか?
神様がその未来を書き起こし、女教皇の世界に下ろしてきてくれます。
人は時に選ぶ事が怖くなる時があります。
それは自分にとってイチかバチかの賭けのようなものごとであったりするかもしれませんし、責任が大きい、取り返しがつかないなど様々な事情が決めるという行動を危険と判断するためです。
そんな時は自分自身が女教皇の立場になり、本に描かれた未来を覗きましょう。そこには神様から見た選択の結果が描かれているでしょう。
女教皇のイメージシンボル
・二つの柱
・中央の座席
・月
・二冊の本
・静寂な空間
イメージトレーニングの方法
予め、選択のテーマを決めておく必要があります。
始めのうちは、あなたが女教皇として、神聖な場所の二つの柱がある台座の中央に座り、神様とコンタクトを取っているところを想像していきましょう。
イメージの中に現れる「本」
自分が二本の柱の中央に立った時、柱の存在感を実感できるようになってくると、本が現れます。
その本には、Aの未来、Bの未来と題名が描かれているはずです。
本を実際に手に取り、ページをめくってみてください。
本のイメージが固まってくると、実際に手に重みが来たり、古い本の匂いがかすかにしてきたりと、本の存在感を感じるようになります。
ページをめくりながら、あなたにとってどちらの選択が最善かをそれぞれ検討していって下さい。
熟練すれば未来予知ができることも
女教皇の世界は二極の未来を垣間見る世界です。
慣れてくると簡単な未来予知のような事ができるようになってきます。
そうすると、AとBどちらの未来が最終的に良い結果を生むかが解かるようになってくるので、目の前の事で一喜一憂しなくてよくなってくる心の余裕が生まれてきます。
未来を恐れる事無く、色々な選択肢を持って女教皇の世界に入り、未来をどんどんのぞいていきましょう。