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第二次世界大戦にも影響を与えた占星術師

占星術

現代日本は実は世界有数の占い大国。
しかし、オカルト大国といえばロシアやイギリスなど、五大国が意外にもズラリと揃います。

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あのニュートンも錬金術を研究していた

17~18世紀イギリスの偉大な物理数学者であった、ニュートンも意外にもオカルト研究に人生を費やしたイギリス人の1人でした。
ニュートンのオカルト研究のほとんどは、当時盛んであった『錬金術』にまつわるものでした。
さらに時代が下って、19世紀頃、イギリスでは『Jack the Ripper(切り裂きジャック)』の正体が暴かれるかどうかが巷間の話題になる一方で、盛んに幽霊の話が人々に研究されました。

コナン・ドイルの探偵小説『シャーロック・ホームズの冒険』がよく売れていましたが、当の作者も幽霊研究会のごとき集まりによく顔を出していたことが知られています。

 

 

占星術師は第二次世界大戦にも影響を与えた?

幽霊やオカルトのことばかりでなく、イギリスでは占星術も盛んでした。古代ギリシャや、多くのいにしえに栄えた文明興隆地における戦いのように、なんと占星術師が戦いで雇われることもありました。

イギリスにおける著名情報機関が発表したところによると、第二次世界大戦において、近現代にして驚くべきことに、陸海空の揃った最新鋭の武器をもちいての戦いの方針にも占星術師が盛んに利用されていたということだそうです。
ドイツも占星術師を登用して、結果を都合よく操作したそうです。

一方、連合国軍サイドの、イギリスの情報機関は『星の配置のもつ特定の意味と解釈によって作戦を決めるような敵国だったら、自国でも占星術師を雇えば、敵国の作戦を予測可能かもしれない』とドイツの占星術師への傾倒をうまく利用したり、敵国の弱味であるところの、統治者の運勢をひも解かせたりして裏をかこうとしたそうです。

 

 

占星術師ルイス・ドウォール

雇われた占星術師の名前は、ルイス・ドウォール(1903年-1961年)といい、20代のうちに、ドイツからイギリスに移り住んできたハンガリー人の大尉でした。
日本では敵など対象への調伏が有名ですが、あまり効いた例はありません。その一方で、現代のノストラダムスを自称していた占星術師であるルイス・ドウォール氏は『ヒットラー』『ヒロヒト』ら、敵国指導者の運勢が弱まる時期などについて、独自に占って陸軍省に定期報告し続けたということです。
ルイス・ドウォール氏が導き出した運勢は、『〇月はヒロヒトにとってわるい時期だ』という文面による月ごとのもので大変詳細であったそうです。
とはいえ、ルイス・ドウォール氏の主たる功績は、作戦予測占いよりもドイツの有名星占い関連書物の信憑性を無くすように操作して、士気を失わせる思い付きであったと言います。

今でも占いのための学校が多数あり、伝統と歴史、そしてオカルティズムがある国、それがイギリスなのです。

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カテゴリ: 占い

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